脊髄脊椎外科治療センターのリハビリスタッフの取り組み

当センターでは、手術前からリハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士の2名の担当)が患者様につきます。手術前の状態を把握したうえで術後のリハビリテーションを提供しています。
また、リハビリカンファレンスを毎日行い、スタッフ全員の力を合わせて患者様のリハビリテーション内容を検討しています。
 
術後早期から、離床、歩行訓練など専門的なリハビリテーションを提供しています。免荷式歩行器を用いて、脊髄損傷など1人で歩くことが困難な患者様にも歩行訓練を行っていきます。
 
頚椎症性脊髄症などによって、手の痺れや筋力低下がおこり細かな動作が困難な患者様に対して、自助具や装具を使用して、食事動作訓練を行っていきます。

リハビリカンファレンス風景歩行訓練風景食事動作訓練

手術後のリハビリについて

脊椎圧迫骨折及び腰椎手術後における禁忌動作の一例

行ってはならない姿勢および術後の経過

腰椎後弯を強調する肢位や後弯を伴う動作(体を曲げる、体を後ろに倒す、体を横に倒す、体を捻る動きや、しゃがみ込み、下肢を伸ばして座る、あぐら。また自転車エルゴメーターなど)は、椎体の圧漬や術後の合併症、スクリューの緩みを引き起こす可能性がある為、行ってはいけません。
コルセットは、当院では術後1ヶ月で夜間OFF、術後2ヶ月で屋内OFF、術後3ヶ月で屋内OFFとなっています。また、術後1ヵ月間は安静、事務的作業は1ヶ月後、軽作業は2月目、重労働は3月目から許可されますが、骨粗鬆症の程度によって多少異なるので、外来で診察医の指示に寄ります。

ベッドからの起き方

起きる方向に体の捻りを加えず横向きとなり、そこから両下腿をベッド外に降ろし、横向きのまま体に捻りを加えず、肘をつき、次に手をついて起き上がってください。

ベッドからの起き方

物の拾い方

体はまっすぐのままで、片方の下肢を後ろに下げてください。
下げた側の膝を床につき片膝断ちとなります。
横から物を拾ってください。

ベッドからの起き方

脊椎術後、保存的加療中に『お風呂で体を洗うときに、どんな姿勢で洗えばいいの?』など日常生活の動作方法で疑問を持たれる患者様がいらっしゃいます。
そこで、マニュアルを作成し、実際のリハビリ訓練中に動作の練習も行っています。
*詳しくはダウンロード可能となっていますので御参照されてください。

腰椎手術後ADLマニュアル
腰椎手術後ADLマニュアル
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頸椎手術後ADLマニュアル
頸椎手術後ADLマニュアル
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